ブザービーターとはいかず…。初の一般質問に立たせていただきました。

こんばんは。池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)です。

昨日初の一般質問に立たせてもらいました。

北杜市議会の一般質問については、先日のブログの通りです。

今回の質問テーマは3つにしました。

(1)“地域に足を運んで地域の皆様と語る場を持ちたい」とは

こちらは、先に他会派の代表質問でも出ていたので、私からは質問ではなく事例の紹介(答弁は求められません)と、ツイッターを使った市民との直接対話の提案をしました。

事例は三重県松阪市前市長の著書で紹介されている内容です。

・市内の小学校区単位で市民の意見を聞く。

・1年間43回。議会のない期間は毎週1箇所で開催。

地域的な偏りや、考え方の偏りを防ぐために、このように実施されたのではないかと推察します。渡辺市長は具体的なやり方詳細については、これから決めていく、とのことでしたので、期待したいと思います。

ツイッターの活用ですが、これらの事例をぜひ市長にも参考にしていただきたい、活用いただきたい、と言う主旨での質問でした。

熊本地震の際の熊本市長のツイッター活用事例

2014年2月の大雪の際の長野県佐久市長のツイッター活用事例

答弁としては、ツイッターは使わないとのこと。ただフェイスブックはされているので、こちらを活用していくそうですので、早速友達申請をしました^^

https://www.facebook.com/profile.php?id=100013358733728&fref=ts

議会で一度答弁した内容が、私から再質問したところでひっくり返ることはありませんので深追いせず、人命に関わることなので今後も検討して欲しい、との提案をしましたので、引き続き注目してまいります。

(2)防災について

熊本地震もありましたし、連日のように防災関連の報道もあること、また地域の皆様からご心配のお声もありましたので、質問しました。こちら引き続き万全を期すことができるよう、調査・提案をしてまいります。

特に、行政から市民へ情報発信をするツールはあるのですが、上記の市長の事例のように、災害発生時に市民からの情報をどう行政に伝えることができるのか、ここにリスクが潜んでいるように思いますので、こちらも引き続き研究します。

(3)教育委員会の公開されている会議での傍聴者への資料の配布について

武川から中学校を無くさないと選挙中に言われていたことと(質問としては重複しているので取り下げ)、先日のブログでもご紹介した件で、公開されている会議にも関わらず資料を配布しないことについて、質問しました。順番は前後しますが、下記ポイントで確認しました。

「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第14条の7に則り、また、「北杜市教育委員会会議規則」第13条に則り、教育委員会の会議は公開されていること

「北杜市審議会等の会議の公開に関する要綱」 第7条によると、“傍聴人に会議資料を提供するものとする”とされているので、教育委員会もこれに鑑み公開すべきではないか

正確な答弁内容は議事録で確認する必要がありますが (2ヶ月以上必要…)、過程の資料だったため控えた、慎重に検討する、と私の方ではメモしています。

教育面でも様々な課題にこれからも直面していくであろうと思います。時には痛みや苦労を市民と分かち合う必要があるわけで、その場合には一つ一つ丁寧に市民に説明し納得していただき、推し進めていく必要があるわけですが、情報を包み隠さずオープンにすることは、市民の納得を得る/得ないの前段階の話であり、信頼を得るための最低条件です。教育委員会は議員になる前にあることでやり取りがあり、頭をかしげることがありましたもので、今後も特に注目してまいります。

本会議後に傍聴者の方に言われたことも含めてですが、一問一答式でないことと、議員が質問した順番ではなく、答弁者の順番でバラバラに回答されることで、聞いていて非常に分かりにくい、との指摘を頂きました。議会の効率化、と言う理屈もあるようですが、議会を効率化することと、市民への分かりやすさを天秤に掛けるならば、圧倒的に後者の方が重要と考えます。

今回質問終了と同時に時間切れのブザーが鳴りました(ブザーが鳴るとは知りませんでした^^)。納得のいく質問や答弁であったら、ブザービーターではないですが良かったのですが、今回は時間配分も失敗でした。次回は納得のいく結果となるよう議会のない期間こそしっかりと活動をしてまいります。

※写真は相変わらず撮る癖がつかず^^; なないろ1月号で取り上げて頂いた写真です。