集落がサルの楽園に?住民がサルに追い出される… 獣害対策勉強会に参加してきました

こんにちは。

本日は、 今回の定例会で一般質問した3点のうちの一つ、「獣害対策」についての勉強会にお声がけいただき、昨日出席してきました。

マスコミの注目度も非常に高いようで、3、4社取材に入られてました。

昨日のUTY「ニュースの星」で早速放映されたようです。

ウェブでも記事にされています→こちら

今朝の山梨日日新聞でも記事にされていました。

一般質問でも説明したのですが、状況は危機的で、改めて言うまでもなく農業には大きなマイナス。

いつ人を襲ってきても不思議ではない段階のようで、移住定住促進にも大きなマイナス。

観光客が襲われようものなら、観光産業にも大ダメージです。

出席者の方からは「このままでは私たちがここから出ていかなければならない」と言った悲痛なお声もありました。

しかしこれほど政策の優先順位を上げないどマズい状況にも関わらず、北杜市では被害状況の把握すらできていませんし、改善する気概も感じられない状況です。委員会、本会議では、質問に対して真逆の答弁をするような始末で、危機感がありません。

総務省や専門家のサイトを見ると、非常に納得感のある合理的なアプローチの紹介があるわけですが、一般質問では”全く同じアプローチを取っている”と言う答弁でした。専門家として職員に猟師もいる、と。この答弁を聞けば、獣害対策のことを分かっていないことが明白です。

仮に合理的なアプローチができているならば、なぜ効果が出ないのか、PDCAをしっかり回して分析していることになるわけですが、効果が出てないにも関わらず、取り組み内容に改善がありません。結果検証をしていないと言えるでしょう。そもそも現在の被害状況も分かっていませんから検証のしようもありません。

猟師さんは、狩猟の専門家であって、獣害対策のための現状分析や戦略立案、効果検証などの専門家ではありません。

昨日の事例説明でも、役所のやる気によるところが大きい、とのお話でした。

4月の異動により新体制になりますので、対策が進むよう期待し議会の立場から引き続き提言をしてまいります。

また市長がリーダーシップを発揮してくれれば進む話ですので、危機感を覚えてもらえるよう市民の声を届けてまいります。