やっぱり皆さん驚かれる1戸あたり3000万円の就業促進住宅。妥当性を説明できればいいのですが。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)です。

先日のブログで平成29年度の予算案に反対したことはご報告した通りです。

その際に一例で紹介したこちら

就業促進住宅整備事業費として、5.3億円ほど積まれており、18戸なので、1戸あたり約3,000万円の費用に対する納得のできる説明なし(ちなみに土地代含まず)

関連業界の方のみならず、そうでない業界の市民の方々も「高すぎる!」というご意見です。投資対効果や妥当性を説明できれば良いのですが、行政サイドから市民に納得してもらえるような説明はありません。

決算でも確認必須と思っていますが、今朝チラシが新聞折込で入りました。

500棟限定とはいえ、販売価格で950万円。高価格帯のものでも1794万円。1500万円ほどが平均的な価格でしょうか。

それでも簡単に手が出るわけではありませんが、多くの方の1戸あたりの費用感は、概ねこのような感じではないでしょうか。

一戸建てと団地なので、相違点は沢山あるにしても、2倍の税金を投入する以上は明確な説明ができないと、普通の市民感覚ではアウトと言えるでしょう。

ちなみに子育て支援住宅の1戸あたりのコストはさらに高いです…

「行政は倒産の恐れがないから、お金の扱いに無神経なところがある」

雑誌にある人が書いていました。

北杜市はそんなことはない!と自信を持ってアピールできることの方がよっぽど子育て世代を呼び込めると思います。

市民感覚でしっかりと北杜市をマネジメントして頂けるよう市長へ期待し、私も引き続き様々な場でチェックを入れてまいります。