平成28年度の”決算”に反対をしました

こんばんは。池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)です。

本日3日目の決算特別委員会が開かれ、1日遅れですが「平成28年度北杜市一般会計歳入歳出決算の認定」に関するすべての説明と質疑が終了しました(1日遅れてますので、明日9月14日は予備日でしたが引き続き委員会が開催されます)。

ある書籍から引用します(サマリーしてます)。
・決算審査は、執行済みのものとして軽んじられる傾向にあるが、
・議会が決定した予算が適正に執行されたかどうかを審査するとともに、
・行政効果や経済効果はどうだったか、市民に代わって効果を評価する
・しっかりと審議し、来年度予算にも生かされるよう努力すべき

市民の血税が適切に効果的に使われたか、市民に代わって検証するわけで、極めて重要です。

分厚い資料を参照しながら3日間説明を聞き、質疑をし、職員のみなさんが苦労していることは見聞きしていましたが、その実態もわかりました。心情的にはかなり好印象であったと言えます。
しかし市民が納得するか、という観点で見ると、効果にクエスチョンマークがつく事業もありますし、努力は見えるものの結果が出ていない事業もあり、残念ですが認定するには厳しいと言わざるをえませんでした。
何よりも私から市民へ説明し納得をして頂く自信は得られませんでした。
同じレベル感で今年度税金が使われる(予算を執行される)としたら、容認できないところがある、とも言い換えることができます。

繰り返しですが、職員さんたちの奮闘は知ってます。
ですが結果を伴わなければ民間では評価されません。
営業で早朝から深夜まで飛び回ってるものの、1つも売れませんでした、とか、
100人の採用に成功したものの、90人辞めました、では、場合によっては担当者はクビでしょう。

今後への期待を込めて、民間と同等レベルの厳しさで判断し、決算認定に反対をしました。
最終的には本会議で決定しますが、反対者は栗谷真吾議員、清水進議員、志村清議員、私、池田やすみちの4名だったはずです。席が最前列なので確認漏れがあったらすいません。野中真理子議員は委員長なので採決に参加してません。

第3回定例議会は9月28日まで続きます。
引き続き市民目線、市民感覚でブレずに審議に臨んでまいります。