今回もすぐ本題に入れず… 太陽光に関する検討委員会が開催されました
(訂正あり:緑字部分は市民委員さんからご指摘を受け訂正しています)
こんばんは。
雪の様子はいかがでしょうか?
このような天候の中ですが、本日第3回北杜市太陽光等再生可能エネルギー発電設備設置に関する検討委員会が開催されました。本日も30名ほどでしょうか、大勢傍聴にいらしてました。マスコミも5社、かな。注目の高さが伺えます。
正式な内容は議事録となりますが、アップされるまで時間を要しタイムリーさに欠けるので概要をご報告します。
※過去の議事録はこちらです:https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/5334.html
前回(第2回)の会議で現地視察をすることが決まり、12月26日に実施されたそうです。結果として視察は一定程度意味のあるものとなったようですが、実施するまでに、委員長、事務局と市民委員の間で次のようなやりとりがあったそうです。
- 市民委員からは象徴的な13箇所を希望したが8箇所に減らすことになった。さらに8件のうち1件は係争中なため市民委員は視察を希望したが対象外とすることになった
- 視察場所の説明資料を配布しないように話があった
- それぞれの視察場所で説明はしないように話があった(!)
これについて事務局からは次のような主旨の説明がありました。
- 係争中案件は中立性を保つため避けるべき
- 現地での説明はなし、というのは先入観を持たずに見て欲しいという想い
とのことでした。
市民委員さんたちは7件にまで減らすことは渋々飲まれたようですが、現地での説明がダメならば、市民委員は視察を欠席する(!!!)とまで言って、やっと現地での説明が可能となった、とのことでした。傍聴された皆様はどう感じられたでしょうか。委員会運営とは、こういうことなのでしょうか。あくまでも想像ですが、委員会の外でのやり取りは議事録に残らないので、致し方なく話題にあげられたのかな、と感じました。
その後、本題に入ったわけですが、
- 太陽光発電設備設置により住民が直面している諸問題
- 北杜市の要綱や景観条例ではどう書かれているか
- 県のガイドラインではどうか
- 国のガイドラインではどうか
が整理されている資料(こちら)とスライドで写真も見せながら、とても分かりやすく説明をされました。
要綱やガイドラインに書かれていても、守られていないケースがあることをまずは明確にしたかった、とのことでした。
ここまでで2時間を経過したため、次回以降は次のような段取りということで会議は閉められました。
- 上記資料の各項目別(住民が直面している諸問題)に何ができるか、どう対応すべきか議論し打開策を議論
- 県や国へヒアリングする場合は、北杜市ではどうしようもないポイントを整理してから。
正式な内容は議事録が出たらご確認いただけますので改めてご紹介します。
次こそはすぐに本題に入れるよう注視したいと思います。
市民の皆さまもぜひ注目をお願いします。市民の関心の高さは大きな影響力になります。
ちなみに現時点で認定されている施設はこちらの経済産業省資源エネルギー庁のサイトで情報公開されています。
池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)