市民の声の「見える化」など、必要な情報が市民へ届くように日々業務改善を。

台風、地震の被害に遭われた皆様、心よりお見舞い申し上げます。

先日、定住促進就職祝金についてのご相談を頂きました。

数年前にIターンで北杜市に移住された方なのですが、最近までこの祝金制度についてご存知なかったそうです。

知った時にはすでに期限がオーバーしており、受給できなかったそうです。

私にご相談頂いたのは、期限が切れているけど何とかして欲しい、ということではありません。

同じようなことが発生しないように改善して欲しい、ということです。

早速担当部署にお伝えし、検討をお願いしました。

とても前向きな印象を受ける職員さんに応対して頂きました。

この手の課題は、業務プロセスを整理すれば、改善点は分かりやすいのではないでしょうか。

例えば転入される方は、必ず転入届けを出すわけですから、そこでお伝えすればよいだけです。

これだけが解決策ではありませんから、またタイミングをみて改善状況を確認し、ご報告いたします。
 

視点を変えて、なぜこの方が私にご相談をくださったのか。

この問題を役所に伝えた際、改善される道筋が見えなかったのではないかな、と想像します。

そこでgoogleで「要望」「見える化」で検索したところ、大阪市が一番最初にヒットしました。こちら

他の自治体でも取り組みはあるようです。

市民の声がこのような形で「見える化」されれば、自分が伝えたことがどう扱われたか分かります。

すぐにでも北杜市も同じことをすべきでしょう。


情報を出さなければ、例えば八方美人でいることもある程度可能ですが、

「見える化」すると政治姿勢が分かりやすくなりますから、市長にとっては非常にシビアです。

市民のためには自分にとってシビアな選択ができるか。

進捗がありましたら、改めてご報告してまいります。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。