議長不信任決議を賛成者として提出も、こちらもあと一歩のところで否決。

9月議会最終日、資格審査特別委員会の立ち上げでドタバタしたタイミングで、中嶋新議長の不信任決議も提出されました。

私も賛成者の一人として名を連ねました。

理由をあげ始めるとキリがないのですが、賛成討論の内容などをピックアップします。

・6月議会が流会となったが、最終日18時過ぎの暫時休憩から24時までの間、再開に向けた努力が見られなかった。
・議会運営において公平中立性に欠ける。
・藤原尚議員の居住実態について調べるよう求める市民からの署名(市議選投票者数の1割以上)を受け取らなかった。これは保坂多枝子副議長も同じ。

・付け加えるならば、同じ会派の秋山真一議員がいみじくも議会で指摘していた件。9月4日の議会初日、台風が接近していたため、私たち議員の間ではこの日開会するのか?と朝から話をしていました。開会後も、もっと効率的な段取りが可能でしたが、不要とも思える長い休憩を入れるなど、首を傾げざるをえない議会進行のすえ、議論をおさめることができず(特別委員会から岡野議員を除斥するか否か)、最後は議員サイドからの申し入れにより、延会となりました。議長として、もっと早い段階で“自ら”延会を決断すべきでした。

人間ですから、同じ会派のお仲間など、いわゆる市長与党サイドへ多少は肩入れしてしまうのは致し方ないと思います。しかし度がすぎるとアウトです。

積もり積もって“アウト”と判断しましたが、前日のブログと同じ構図となりました。

議長はいろんな場所へ議会の代表として顔を出していますので、適任かどうか、ぜひ直接会話をされてみてください。

ちなみに私は議長選の際には中嶋新議員へ票は投じませんでした(当時の投稿)。正しい判断でした。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。