「ごみ施設建設地決定見送り」との報道。より関係住民に寄り添った丁寧な進め方に期待。

1月31日山日新聞に「ごみ施設建設地決定見送り」と報じられています。

峡北・峡中、峡南地域の11市町で、家庭ごみ処理施設を1カ所に集約するため、それぞれの市長がメンバーとなる協議会で検討を進めてきた件です。

これについては私も議会で取り上げ、ブログでもご報告しました。

行政のブラックボックスは駄目!渡辺市長のごみ処理施設候補地の決め方には賛同不可能。

その時にも書きましたが、北杜市では事前に市内候補地の住民に対して、推薦することの説明などはしておらず、ブラックボックスで進めたことに対して、市民軽視であると渡辺英子市長へ異議を唱えたものです。

報道によると、今回対象となった地域住民の皆様も、候補地として決まった後に説明があったとの理解です。

NIMBYという言葉がありますが、ごみ処理施設は必要な施設です。

でも家の近くに作られるのは…、というのが大多数の心理でしょう。

だからこそ丁寧な進め方が求められると考えたために、市長を質した次第でした。

検討している協議会は非公開なため、報道されている内容以上の詳細は議員にも不明です。

北杜市は11市町の端で地理的に非効率だからか、候補地からは外れています。

だからと言って、他人事とするわけにはまいりません。

引き続き関係地域住民に寄り添った話し合いがなされるよう注視してまいります。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。