市長の所信に対する受けとめ

2月26日の定例会初日、市長から所信説明がありました。

※今定例会からはネットで見ることができるようになります。ライブではありませんが…

前半はご活躍されている市民の方のご紹介が通常の構成で、今回もそのようになっています。大会で好成績をおさめられた皆様、各賞受賞の皆様、誠におめでとうございます。

政策面では次のような点が説明されました。

【ふるさと納税寄付金拡充】

ふるさと納税専門のポータルサイトを新たに活用し、品目数を大幅に増やし、地元産品のPR、体験型メニューも加え、寄付金活用メニューも具体的に見えるようにする、とのことです。

やや遅きに失した感がなくもありませんが、良い方向への取り組みは遅すぎるということはありませんので、ぜひ制度を有効活用して欲しいと思います。

もう1年半ほど前のことですが、行政改革推進委員会からも指摘を受けていましたね。

 →北杜市行政改革推進委員会の委員さんたちのパワーに勇気をもらいました!!

【中学校適正配置について】

統廃合のことです。4校案は地域の理解が得られない、とのことから白紙となりました。選挙の際、渡辺市長は検討し直し、と言ってますので、その流れと言えるでしょう。議会への報告では平成33年度中に中学校統合計画を策定する、とのことでした。

次の市長選がH32年11月(来年11月)なので、新市長の主張内容によって変わる可能性もありますね。

【太陽光発電設備設置に関する条例について】

現在庁内で検討を進めているが、今年度中をめどにパブコメを実施したい、と。

なんとまあノンビリした進め方か。危機感を感じていないのでしょうか。

実質「骨抜き」と同じと言わざるをえません。

口でなんと説明しても、政治家は行動が全て、です。

渡辺市長の姿勢が表れています。

各会派は代表・一般質問で質すのではないかと思われます。

明日朝が代表・一般質問の通告締め切りです。

これから会派で最後の調整を行います。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。