6月議会は太陽光議会か。先日地元の方々が「NO」を示して事業が撤回されたことなど。

先日全員協議会があり、6月議会の予定が示されました。

6月11日から3週間弱となります。

様々な重要案件がある中で今回特に注目されると思われるのは、地上設置型太陽光発電設備に関する条例でしょう。

何も解決しない内容でしたら、ただのパフォーマンスであり、条例を作る意味はありません。

課題を助長する内容でしたら、条例は作らないほうがいいのは当然です。

ちなみに最近実際にあった事例ですが、市内の某集落の中に設備設置計画が持ち上がりました。

説明会を住民側から要求したところ、事業者は応じてくれ、近隣住民の「NO」により、計画は撤回されました。
どうも地上設置型太陽光発電について課題だと考えているのは移住してきた人たちである、との大変残念な勘違いが渡辺市長率いる市にはあるように聞こえてきていますし、条例素案を見る限り、渡辺市長は市民よりも事業者のことを優先している、そんな印象です。

しかしこの集落には移住者はゼロです。検討委員会でも、移住ではない議員さんが「家の隣にできるのは困る」といった内容の発言もありました。

(無料画像です)

各会派の代表、公募市民、事業者、弁護士などが検討委員会で1年という時間をかけて検討し、渡辺市長へ提言しています。

果たして最終的にどのような条例が出てくるか。提言が反映されておらず、パブコメもほぼ反映されていない、とは聞いていますが最後まで期待し待ちたいと思います。

条例は特別委員会が設置され議論される予定です。

今定例会の日程はこちらになります→https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/1067.html

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。