6月定例会が開会。副市長人事がありました。

本日より6月定例会がスタートしました。

「太陽光発電設備設置と自然環境の調査に関する条例」が特に注目されていますが、

今朝議会運営委員会が開かれ、副市長選任について議会の同意を求める日程が追加されました。

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今回も丁寧な進め方からは程遠かった
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平成28年第4回定例会では菊原前副市長の同意の件が上程されましたが、その際は

・議場に入るまで誰か全く分からない状態

・議場でも名前程度しか提示されず

といった酷い進め方でした。

判断材料がまったく提示されない中で、賛成するのは無責任ですから、反対をした次第でした。

今振り返ってもとんでもない、議員(市民)を蔑ろにした進め方でした。

今回はどうだったか。

昨日の夕方、渡辺市長から副市長選任の同意を求める件について、議会へ話があったそうです。今定例会のうちに、という話は以前にあったとはいえ、昨夕の今日ですからあまりに急ですよね。

で、今朝9:30の議会運営委員会です。

2年前と違って私は議会運営委員会の委員なので、まずは委員会の中で確認をしました。

・候補者のお名前は議場に入る前に示されるのか

・知らない方の場合、判断のしようがないが判断材料は提示されるのか
しかしながら、事前に示されることはありませんでした。

市民の皆様はこのような渡辺市長そして議会の進め方について、どのようにお感じになりますか?

2年前と異なったことと言えば、議場において市長が候補者の略歴を紹介したことですが、及第点からは程遠いですね。

次の選挙では議会過半数を絶対に奪取しなければならないと気持ちを新たにしました。

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副市長人事には賛成しました
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進め方は上記の通りでしたが、2年前と違うのは全議員が知っている候補者であった、ということです。

元議会事務局長、3月までは建設部長であったの土屋裕氏でした。

ご本人の本心は脇に置き、選挙で選ばれた市長を支えるのが職員ですから、市長の意向に沿った言動をすべきなので、私の考えとはかなりの部分で違ってきたことは確かです。

しかし異なる意見の議員にも誠実に向き合う方であると思います。

議会事務局長時代も与党野党関係なく議員に接しておられたと感じています。

こういったことから、今回の副市長人事には賛成いたしました。

2年前の副市長同意人事への「反対」は、この2年間をふまえて正解であったと自信をもって言えることは残念ですが、

今回の「賛成」も正解であったと後に言えるよう、私の立場においても引き続きできることに真摯に取り組んでまいります。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。