道の駅閉鎖「市に責任なし」発言に愕然(後変更)。当事者意識の無さが原因の一端と言わざるをえない。

昨日ご報告したとおり、8月1日から「道の駅はくしゅう」が閉鎖されています。
各社も報道してますし、今夜も報道があるようです。

YBS→http://www.ybs.jp/tv/wnews/news16503327.html

UTY→http://www.uty.co.jp/news/20190731/6134/

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市に責任はないとの最初の説明に愕然
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会へは本日14時から状況報告がありました。
閉鎖に至った背景には様々ありますが、結果責任は明白といえ、社会通念に照らしても市長に責任がないわけがありません。
配布されている文章の内容が他人事のようだったのですが、昨日部長が生産者へ説明した際には「市にも責任あり」と言っていたと聞いていたのでその点では安心していたのですが、なんと本日の説明では当初「責任なし」でした。
あまりの当事者意識の無さに愕然とし、市長に直接質しました。
責任はないと言うのか?責任を感じてないのか?と何度か問い正したところ、何度かはぐらかされましたが、「責任あり」とやっとの事で答弁しました(議会にも当然責任があります)。

なんとも悲しいですが、これが北杜市の現実です

これまでの指定管理者に課題があったことは確かです。
加えて、指定管理者を管理する責任のある市長がこのような様子ですから、市としての当事者意識が不十分であったことも今回の騒動の原因の一端と言わざるをえません。

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どのように生産者やお客様を守るのか
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市の説明では、食堂部門については、速やかに退去いただくよう、法的手続きをしているとのことです。
報道によると先方にも言い分があるようですから、このようになる前に話し合いができなかったのか残念でなりません。
法的措置となると、長期化も想定しないとなりません。
生産者にとっては死活問題です。
その認識がどこまで市長にあるのか。これからの振る舞いに現れてくるでしょう。
昨日の説明会では、一部の生産者から建物の外で販売することの提案が出て、部長も前向きであったようです。
まだ許可が出ていないようですが、緊急事態ですから、即日許可が出せるよう、強く要望をいたしました。

(お問い合わせを頂き、記述漏れがあったので8月2日13時ごろ追記しました)
施設の外だけでなく中を使えるよう生産者から要望があること、きちんと受理し対応するよう、全員協議会で市長サイドへ伝えています。

努力している様子は見えましたが、本日時点では市長からは解決に向けた明確なロードマップ、マイルストンは示されませんでした。
私も一議員として生産者の皆様に安心していただける提案ができたわけでもありません。
なんとか1日でも早く正常に戻るよう、そしてそれまでの間もなんとか生産者さんたちが丹精込めて作った農作物を販売することができるよう、関係者の皆様とともに知恵を絞ってまいります。

本日のところはこのような内容報告で申し訳ありません。
進展がありましたら、改めてご報告してまいります。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。