評判の良い「集落の教科書」とは。メリットしかないのでは。北杜市でも作成を。

今朝は武川小学校5年生と稲刈りでした。

6月に自分たちでお田植えし、今日は最初は手刈り体験、そしてコンバインでの刈り取りを体験しました。

楽しんでくれたようで何よりでした。色々と感じるものがあったなら嬉しいです。

地域活性化グループブルーゲートの皆さんお疲れ様でした!

10月27日(10:00~15:00)に開催するむかわ米米まつりでも、5年生たちが学んだことを舞台で発表してくれます。

その他ステージイベントや豪華景品が当たるビンゴ大会、今日収穫した新米、おにぎりや野菜の販売、飲食ブースも充実してますので、ぜひのんびりしに遊びに来てもらえますと嬉しいです。

【場所】山梨県北杜市武川体育館駐車場(武川中学校うら)

━━━━━━━━━━━━━━━
自治会(区会)消滅の危機!?
━━━━━━━━━━━━━━━

7月に3日間にわたって読売新聞(全国面)で自治会(区会)のあり方について特集されました。

かねてより課題の声があがっている当市のごみ集積所の問題も取り上げられました。

町内会は同じ地域に住む住民同士で組織された団体……任意団体で、住民に加入の義務はありません。法人化していなければ、指導監督権を持つ所管庁はなく、運営は会員の総意で行われます……

当市では122ある区の加入率は71%。全国の他の自治体では解散するケースも出ています。

「自治会(区会)自体が活動のあり方を見直すのはもちろんだが、市も当事者意識を持って対処しなくては、多くの自治会(区会)の存続が危ぶまれる」とも。

━━━━━━━━━━━━━━━
「集落の教科書」を当市でも
━━━━━━━━━━━━━━━

京都府南丹市では、地元の決まりを明文化した「集落の教科書」を移住(希望)者向けに作っています。

加入時の負担金や年会費、行事、葬儀の手伝い、役員の決め方、消防団、そのほかの役など。またそれぞれのルールの縛りの強さなども記載しているそうです。

地元のルールが事前に分かっていれば、行き違いも防げます。移住者を呼び込んで活性化したいものの、移住者が増えない区がもし出てきたら、場合によっては地元ルールを見つめ直してみるきっかけになるかもしれません。良い意味での地域間競争になるポテンシャルを秘めていると考えます。

9月議会の一般質問では、このような提案をしたのですが、市長からは前向きな答弁はありませんでした。

作成することの明確なデメリットはなく(調査する時間くらい?)、移住地を決めたら区長さんを紹介する、という従来の対応を行うとのことでした。

評判がよく明らかなデメリットも見当たらず、他施策と比較して優位な取り組みであっても採用しないということであれば、他の領域でも似たような話が転がっている可能性が非常に高そうです。

議会の過半数を改革派で占めることができておらず、大小色んなことが前進しませんが、引き続き様々な提案・改善を強く求めてまいります。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。