市に洪水ハザードマップが無いことの認識がなく猛省。今年度作成しています。

先日のブログで今回の台風19号の経験を踏まえ、防災の改善点(良かった点も)を募集したところ、いくつかご意見をいただいています。引き続き募集しております(→こちらより)。
どのような内容でも、直接ご連絡くださっても大丈夫です。
私も情報収集に努めておりますが、引き続き皆さまからも情報をお待ちしております。

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洪水ハザードマップの精度の高さを再評価
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西日本豪雨災害の時にも洪水ハザードマップの精度の高さが話題となっていました。
各自治体HPなどで参照することができます。
今回の台風報道を見ていると同様に報じられており、科学的な分析によって全国共通で精度の高い洪水ハザードマップが作成できるということでしょう。

■下記は山梨県中央市のものをHPより拝借しました。

■下記は山梨県韮崎市のHPより

※実際のサイトでは拡大することで詳しく見ることができます。

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北杜市では洪水ハザードマップを今年度整備
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しかしながら北杜市には洪水ハザードマップがありませんでした。
土砂災害のハザードマップでカバーしているものと思い込んでいました。
反省です。
ちなみに現時点でも県HPにはマップがあるものの(こちら)、例として出した中央市や韮崎市のものの方がより市民にとっては分かりやすいと言えそうです。
ちなみに北杜市の部分を見ると、例えば石空川と大武川の合流地点などは対象となっていません。
昭和34年災害や57年災害の後の治水事業の結果、現在は大丈夫という分析である可能性もありますが(大きく改善されていることは間違いはありません)、実際に今回の台風19号ではかなりきわどかったわけですし、この合流地点にある駒城橋も危険と認識されているからこそ、早急な架け替えが必要である、ということで県も動いてくれていると理解しています。

■石空川・大武川合流地点(10月12日17:47撮影)。

※区の自主防災組織の副会長として、会長と一緒に防災食を避難所に届けている途中に撮影したものです。危険箇所には絶対に近寄らないようにしてください。私たちもこれ以降の時間は近づきませんでした。

この後は定期的に消防団から情報を共有いただきましたが、写真よりも水位は上がり、ギリギリだったそうです。

市では洪水ハザードマップについても整備するわけですが(ため池のハザードマップはあります)、
ハザード対象エリアになるところも、ならないところも、裏付けを説明できることは当然ながら必須条件です。
さらに市民にとって見やすく、活用しやすいマップとなるよう、建設的な意見を届けてまいります。
引き続きお気付きの点やご意見など頂けますと幸いです→こちら

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。