人口推計によれば日本の人口は3000万人台も。そのとき北杜市は。

年始に2100年の日本の人口推計についてのツイッターが目に留まりました。

こちらは厚労省の資料から拝借したグラフになります。→こちら
2100年には、出生低位に推移した場合、3795万人との予測です。

北杜市の場合はどのような数値予測となるでしょうか。
次のグラフは北杜市人口ビジョンから拝借しました。
平成72年は西暦2060年で、22,760人と予測しています。

人口の少ない地域ほど、人口減少率が高くなります(下記参考。厚労省の資料より拝借。)
北杜市の場合は、平成72年(2060年)から半減するエリアと想定しておくべきで(無策の場合)、1万人を割っても不思議ではありません。

この広大な北杜市(602.48km2。東京23区が619km2)で人口が1万人を割ったらどのような地域になるのか。子育てはできるのか。介護や医療などはどうなってしまうのか。インフラは維持できるのか。

80年後というと、ずいぶん先な気もしますが、今年生まれの子どもたちが80歳ですので、あっという間です。この推計を受け入れるのか、人口減少に本気で取り組むのか。
北杜市は多くの他自治体と比べて、かなりのアドバンテージがありますので、徹底的に取り組めば人口減少予測はかなり緩やかになりますし、私は人口増を全く諦めていません。日本の田舎のモデルケースになれると信じています。ですから北杜市の移住定住政策に合格点は出せません。

一方で議席をいただいて3年が過ぎ、80年後に向けた布石を打てたかというと、まだまだです。改選後に向けた布石は打てつつありますので、タイミングがきたらお知らせいたします。
今年生まれの子どもたちの老後にも責任を持つ議会・市政と市民から見てもらえるよう、引き続き取り組みを続けます。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。