地域政党「あしたの北杜を想う会」を立ち上げました。候補者を擁立してまいります。

 本日の八ヶ岳ジャーナルで記事になっていたのでお読み頂いた方もいらっしゃると思いますが(まだの方はぜひご覧ください!)、地域政党「あしたの北杜を想う会」を設立しました。立ち上げメンバーは、輿水崇さん(高根)、輿石知宏さん(武川)、そして私の3名です。市長・市議の候補者擁立を進めてまいります

詳細は2月1日八ヶ岳ジャーナルをぜひご覧ください!

 本年11月は北杜市長選/市議会議員選挙です。これからの数十年の方向性が決まるであろう、大変重要な年です。

 前回の選挙からこの間、市民をないがしろにする市長の姿勢を随所で目の当たりにしました。それを改めさせることができない市議会は機能しているとは言えません。北杜の明るい未来のためには市長を改革派に、そして同時に議会過半数を改革派で奪取することが必要です。

 我々設立メンバーの3人だけではなく、こうした想いを抱いている市民が大勢いたにも関わらず、これまでは受け皿が存在しませんでした。どの候補者が当選後にどのような会派(グループ)を組み、どのような行動をするのか。こういったことが選挙の段階では見えずらく、投票先を決めるにあたっての障壁でした。結果として、候補者の居住地域で投票先を決める傾向も見られました。では選挙のときから当選後に所属する会派や基本政策・姿勢などが明らかであればどうでしょうか。

 しかし、自民系にも民主系にも、守旧派がいるし改革派もいるのが北杜市議会の現実で、国政政党の切り口では市内改革派を結集できません。そこで我々は北杜の明るい未来のために、地域政党「あしたの北杜を想う会」を立ち上げ、ともに課題に取り組む仲間を募ることとしました。そうした候補者を旧町村単位で擁立することで市民にとって分かりやすい選挙とし、改革派議員を議会へと送り込むことを目指します。同時に改革派市長の擁立も目指します。こうしてしがらみを廃した行政改革、議会改革を実行し、財源を捻出し、子育て、教育、医療、介護、地域経済の活性化など、真に市民に求められる政策に充ててまいります。

 わたし個人のことだけを考えれば、今回の動きはマイナスでしょう。仲間を擁立していくことは、自分に入っていたであろう票の分散につながり、厳しい選挙戦となることが予想されます。しかしいまの市政や議会状況を打開することに繋がらない行動を、わたしは正当化できません。政治家が優先すべきは自分の保身ではなく、地域のことであるべきです。この想いが市民の皆さまへ届くよう、仲間を増やし、活動を加速させてまいります。

 北杜市には様々な一流がそろっています。水、空気、景観、農作物など多種多様です。しかし唯一一流からほど遠いものがあり、それが政治です。2020年を北杜の未来にとっての新たなスタートにしましょう。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
2020年1月、仲間とともに地域政党「あしたの北杜を想う会」設立。
経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。