長期戦への備えを

新型コロナウィルスについての現時点での私の理解です。新しい情報など出てきましたら、随時更新するなどいたします。

4月7日、緊急事態宣言が発出されました。多くのメディアで報道されたので、危機意識がこれまで以上に共有されたものと思います。まずは5月6日までの1ヶ月、皆で踏ん張り、医療崩壊を防ぎましょう。

危機意識の共有が深まった一方で、市民の皆さまとのコミュニケーションで感じているのは、”収束”までの時間に対する温度感の違いです。

緊急事態宣言の終了=コロナ収束、ではなく、一時的に医療崩壊が防げた状態、と私は理解しています。ワクチンや薬ができ、十分な量の供給ができるようになって、はじめてコロナとの闘いが終わる、と理解しています。大切なのは、それまでは感染拡大が続くので、そのスピードをいかにして低く抑えるか=医療崩壊を防ぐか、の長期的な闘いである、と捉えています。医療だけでなく、例えば介護の分野も感染が確認されると、危機的な状況になり得ます。

すなわち緊急事態宣言終了後も、感染者数が増える兆しが見えてきたら、何度でも宣言が発出される、との理解です。

私たちにできること

報じられている通り、いま私たちにできることは、3つの密を避けること(密閉、密集、密接)、人との接触をできるだけ少なくすることです。

そしていかにして踏ん張るか、アフター・コロナに備えるか。飲食店さんはじめ、多くの悲痛な声をいただいており、容易なことではないことは理解しています。教育現場もどうするのか手探りの状況だと思います。休校がどの程度の長さになると想定するのかによって、対応案は違ってくるでしょう。オンライン対応を模索し始めた自治体もあります。なんとか知恵を出し合って、協力しあって乗り越えるしかありません。

経済面では、政府が出してきている対策があります。「分かりにくい」「書類の書き方が煩雑」と言ったお話などもあるわけですが、ぜひそうした場合は関係各所にお問い合わせしてください。賛否があることも承知していますが、アフターコロナに向けて、少しでも良い状態で臨めるようにしましょう。

問い合わせ先はこちらに記載があります。
➡️https://www.meti.go.jp/covid-19/sodan_madoguchi.html
支援内容などはこちらにまとまっています。
➡️https://www.meti.go.jp/covid-19/
北杜市商工・食農課でも相談に乗ってくれています。
➡️0551-42-1111

私でお力になれそうなことがあれば、何なりとご連絡をください。
ともに乗り切りましょう。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
地域政党「あしたの北杜を想う会」所属
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。