民間事業社さんが次亜塩素酸水を無料配布

連日の新型コロナウィルスに関する状況の変化や、それに伴う生活や仕事への影響など、先が見えにくく、日々落ち着かない状況ではないかと思います。そんな中で、本日は気分がパッと明るくなる情報を一つお届けします。

【肉と魚と惣菜のわたなべ】さん、【エネオス高根パイパスSS】さんにて、次亜塩素酸水を無料配布してくださることとなり、私も金曜日に伺ってきました。

これまで耳慣れないモノだったと思いますが、アルコール消毒液の品薄が続く中、除菌効果があるとして、いくつかの自治体が無料配布をしているニュースなどで耳にされた方も多いと思います。

容器は要持参です。ペットボトルなど、フタのある容器を持っていかれると、保存も持ち帰りもしやすいですね。メーカーによると、フタのついた容器に保存すればある程度の期間、劣化が防げるようです。とはいえ、使い切りでこまめに補充するのが確実で安心でしょう。

写真が小さくて見づらいのですが、蛇口をひねると水道水のように勢いよく出てきますので、500mlのペットボトルでしたら、10秒もあればいっぱいになると思います（私の体感ですが）。

市民の方はご存知と思いますが、場所はこちらになります。

◉肉と魚と惣菜のわたなべ
北杜市長坂町大八田196　0551-30-4429
◉エネオス高根パイパスSS
北杜市高根町箕輪495-1　0551-47-3734

“現時点”での有効性は「未確認」

次亜塩素酸水について政府は「現時点では手指の消毒に活用することについての有効性が確認されていない」としています（毎日新聞4月10日）。

一方、似た名称のもので「次亜塩素酸ナトリウム」があります。こちらは厚労省HPにて、新型コロナウィルスに関するQ＆Aで、次のような使い方を伝えています。

厚労省のHPにある資料には次のような記載もあります。

そして今回設置されている機器の製造メーカーでも、次のようにHPに記載しています。

一方で、次のようにも。

政府答弁に戻りますが、私の理解では、現時点では新型コロナウィルスに対して、まだ有効性が確認できていないものの、有効性がないとも言えない、というのが今のステータスだと捉えています。政府として有効性に明確に言及するまでには、まだ時間を要すのではないでしょうか
（※4月10日時点の池田の見解です。新たな情報が出てきましたらご紹介します）。

こうした状況ですので、自己責任の範囲において、過信することなく活用してください、ということになります。

現時点でご紹介することを悩みましたが、後に「有効性あり」となり、かつ、それまでの間に万が一市内で感染が広がろうものなら、悔やんでも悔やみきれませんので、ご紹介することとしました。

少しでも多くの市民の皆さまの安心材料になりましたら幸いです。

池田やすみち（山梨県北杜市議会議員）

■プロフィール■
池田恭務（いけだやすみち）
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
地域政党「あしたの北杜を想う会」所属
1973年5月1日生まれ（46歳）
1997年国際基督教大学（ICU）教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書（公設政策秘書）。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。