商品券3万円給付で確定しました

昨日、第2回定例会が閉会となりました。

市長が提案していた商品券5万円+現金3万円の全市民への一律給付については、先週の特別委員会で議会サイドから3万円の商品券に減額修正されましたが、本会議でも議決されました(賛成15、反対4)。

私が市長提案に反対し、減額修正案に賛成した理由については、先日のブログの通りです。
・市長は現状把握ができてない
・財政的裏付けがない
・仮に裏付けがあったとしても、目的に対する効果が見込めない
・8万円に理はないが3万円にもなく、0円か1万円程度の見舞金に修正すべき
・しかし議会過半数に届かないため、3万円に賛成することで、議会の大きな塊として市長へのNOを示すことにした

この結果を受けて、”議会の賛同を得られなければ、再度市民の声を聞く、強い覚悟だ”といった発言をした市長は職を辞して民意を問うのか?、とマスコミも注目していたようですが、昨日のぶら下がり会見ではそのような覚悟を示されることはありませんでした。おっしゃっていた「強い覚悟」とは何だったのだろう…

結果については多くのメディアで報じてくださってますが、YBSについては、不正確なところがありましたので一応書き留めておきます。

(1)
14対4の賛成多数で修正案が可決と封じてますが、正しくは15対4の賛成多数です。

(2)
”修正案の策定過程で(地方創生臨時交付金が)1億4600万円に減額される手違いがあり差額の5600万円が受け取れない恐れがある”と報じてますが、私の知るかぎり、修正案の策定過程で”手違い”はありません。

手違い
1手順を間違えること。また、手配などを誤ること。
2商売上のもくろみが外れること。
~コトバンク~

地方創生臨時交付金の一部減額については、議員各位との修正議論の”過程”で論点としてあがっていました。修正案提出者サイドとしては、十分認識した上で提出されています。先日のブログの通り、私は修正案の提出者にならなかったのでこれ以上は控えますが、提出者サイドには特に取材していないようで、なぜこのような報じ方となったのか不可解です。

商品券配布が決まった以上は前向きに捉え直し、市内事業者の経済対策に寄与することを願うばかりですし、しっかりとした事後の効果検証を求めてまいります。そしてき引き続き、困っている市民への手厚い長期的な支援を求めてまいります。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
地域政党「あしたの北杜を想う会」所属
1973年5月1日生まれ(47歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。