GIGAスクール構想を文房具の置き換えに終わらせないために

6月定例会では8万円給付の是非が注目されましたが、補正予算にはGIGAスクール構想の前倒し予算についても盛り込まれていました。

学校環境のデジタル化の方向性に賛同しますし、いつ再び休校となるか分からない中では、スピード感を持って整備を進めて欲しいとの立場です。

一方で、パソコンやタブレット、通信環境を整えて使うだけでは、ノートや鉛筆の置き換えにしかなりません。それだと新しい道具を使いこなすために、教育現場の負荷が増すだけです。

そこでいわゆるEdTechを活用して、教育の最先端地域を目指す意思が市長にあるか、代表質問で質しましたが、答弁からは市長にはそうした課題意識はないようでした。



経産省の資料では次のように説明をしていて、とても腹落ち感があります。個別最適です。

教職員の負荷が劇的に軽減され、学びが効率化されるので、探究などの時間を捻出することができます。

技術的なところは、経産省の資料で紹介されているatamaプラスの紹介がyoutubeにありまして、とても分かりやすいと思いますので、ご紹介します。



コロナ移住を考える人が増えていること、オフィス移転の関心の高まりなどが報じられています。

北杜市は、東京からの近さや自然の豊かさなどで、移住先として人気です。教育の最先端を目指す姿勢を示せれば、さらにその人気に拍車がかかることでしょう。

北杜市はトップ次第でガラッと大きく化けます。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
地域政党「あしたの北杜を想う会」所属
1973年5月1日生まれ(47歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。