怪文書に負けるな。情報公開透明性の高い市政とは(市長市政方針表明より)

本日も市政方針表明の内容から、「情報公開透明性の高い市政」について記しておきます。

方向性に大賛成ですし、市議会議員として誰よりもこの点にはこだわって取り組み、情報発信をしてきました。
しかし先日の市政方針表明では、市政運営の基本姿勢の一つとして言及はされたものの、具体的な内容は示されませんでした。

新市政に求めたいのは、条例案など議会に報告している内容の市民への公開に加えて、各種会議や審議会などのオンライン傍聴を可能とすることです。録画もいつでも見られるようにすべきでしょう。
傍聴人数制限を取り払うことができますし、その時都合が悪い場合や、のちに疑問が生まれた時、課題が発生した時などに関連する情報にいつでもアクセスできることは、適切な緊張感につながります。

ただしここまでやるには相当の覚悟が必要です。
出だしから選挙違反に関する文書が撒かれたりと、大変な状況かと思いますが、こういう時だからこそ全てを曝け出す覚悟を示すことが組織の求心力にもつながるのではないでしょうか。

心より期待し、見守ってまいります。

■プロフィール■
前北杜市議会議員。
会社員時代はコンサルティング会社などで勤務。その後、東日本大震災をきっかけに政治の世界を志し、国会議員の政策担当秘書として活動。
2015 北杜市に移住。地域おこし協力隊として、行政活動に従事。
2016〜2020 市議会議員。
2020 市長選出馬。
妻と2人の子ども、そして保護犬の4人と1匹家族。
2020年、養育里親の認定取得。