懸念される駆け込み設置。北杜市太陽光条例の改正は、県条例と並行して検討を(市長市政方針表明を受けて)

週末の山日新聞に次のような記事がありました。

太陽光発電施設を巡っては、県が設置や維持管理を規制する条例を制定する方針。長崎幸太郎知事は4日の県議会一般質問で、来年6月定例県議会に条例案を提出する方針を明らかにした。

山日新聞12月5日1面より

12/2の市長市政方針表明では太陽光関連して次のように言及されています。

県の動向を注視する中で、太陽光発電条例の見直しの検討を行なってまいります。

傍聴者からはトーンダウンしていないか、と不安の声が聞こえましたが、私はそんなことはないと考えています。
その理由は選挙前の公開アンケートです。
かなり踏み込んで詳細に答えられています→公開アンケート

(一部のみですが抜粋)

4.認定の失効を含む改正FIT法の2022年度施行が決まっており、それ以前の駆け込み設置を考えると改正に残された時間はほとんどありません。いつまでの改正を目指しますか?

➡️ 2021年6月までの改正法の施行

北杜市太陽光発電を考える市民ネットワークによる公開アンケートより

太陽光等再生可能エネルギー発電設備設置に関する検討委員会(市民、事業者、弁護士、学識経験者、会派を代表する議員により構成)が全会一致で提出した提言書があります。1年ほどかけてじっくり議論された内容です。

早急にこの提言書に沿った形で条例改正を進めて頂けることを心より期待し、見守ってまいります。

■プロフィール■
前北杜市議会議員。
会社員時代はコンサルティング会社などで勤務。その後、東日本大震災をきっかけに政治の世界を志し、国会議員の政策担当秘書として活動。
2015 北杜市に移住。地域おこし協力隊として、行政活動に従事。
2016〜2020 市議会議員。
2020 市長選出馬。
妻と2人の子ども、そして保護犬の4人と1匹家族。
2020年、養育里親の認定取得。