議会(市民)に判断材料を示さずに同意だけを求められることに、ぜひ声をあげて欲しい

昨日12月定例会がスタートしました。ほとんどが“各種委員の同意を求める件”です。新市長となって間もないので当然と言えば当然です。

そんな中、一つとても気になる案件が。教育委員さんの任命についてです。

※問題意識については過去のブログをご参照いただけますと幸いです→怒!判断材料を一切示さないのに同意だけ求められても賛成できるわけない(教育長、教育委員の任命)

民主的に選出された市長ですので、一定程度人事についてはお任せして良いと考える立場ですが、これまで様々なことが発生した教育委員会(上記リンクに詳細)、そして副市長や今回新たに採用する参事については、詳細情報を議会に提示すべきと考えます。

過去のブログの再掲ですが、
教育長、教育委員候補が適切な方であるか判断するには、
・やっとのことで立ち上がったいじめ第3者委員会の立ち上げ経緯について(→遵法意識)や、
・当初1教室あたり370万円で予算提案してきたこと、稼働率の著しく低い教室にも大量に設置したこと(→血税に対する姿勢)、
・中学校適正配置についての考え(→地域における学校の位置付けをどう見ているか)、
など判断材料として伺いたいところです。

市政方針表明(12月2日)の中でも、基本姿勢の一つとして「情報公開透明性の高い市政」と言われていますので、次からは適切な対応がなされますことを心より期待いたします。
また議会サイドからも「自明の理」に合わないことは、しっかりと要求していただけることを期待いたします。
議会過半数の賛同があれば議会改革の一つとして前進します。

新たに任命された方のことを否定しているのではなく、プロセスに問題がある、ということです。念のため。

■プロフィール■
前北杜市議会議員。
会社員時代はコンサルティング会社などで勤務。その後、東日本大震災をきっかけに政治の世界を志し、国会議員の政策担当秘書として活動。
2015 北杜市に移住。地域おこし協力隊として、行政活動に従事。
2016〜2020 市議会議員。
2020 市長選出馬。
妻と2人の子ども、そして保護犬の4人と1匹家族。
2020年、養育里親の認定取得。