政治家がお酒を配るのは違法。ではなぜ法を犯してでも配るのか。

お正月ということで(?)、お酒の話題でも。
コロナで大変な年末年始を過ごされている方も大勢いらっしゃいますが(感謝)、お休みで連日お酒を楽しんでらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。

お歳暮で贈りあったりもしたかもしれません。
しかし政治家(候補者、立候補予定者、現に公職にある者)がこれをすると罰せられます(公民権(選挙権 被選挙権)停止)。

なぜか。

買収になるからです。これを許すと金品で政治が左右されることにつながるからです。
有権者が公約ではなく、もらった金品で投票する、となっては政治も地域も腐敗します。
北杜市でも数十年前までは現金が飛び交っていたものの、流石にダメだろうということで浄化されてきたと聞きます。
広島県で証言されているような話が未だに北杜でもあったら恐ろしいことです。
現金ではなくお酒ならいいいのか、というと全く同じことで、違法なのです。

こうした背景から(至極当然ですが)私はお酒を配ることはいたしません。
もし私が金品を配り始めたら、善悪の判断がつかず遵法意識を無くしたと判断し、迷わず警察へ通報してください。

お正月ということで、お酒を題材に政治とお金の話でした。
明日までお休みの方が多いと思いますが、飲み過ぎにはご注意くださいね。
そして飲酒運転は絶対にダメですよ。
ちなみに私は下戸なので、このお正月もノンアルで楽しんでます^^

■プロフィール■
前北杜市議会議員。
会社員時代はコンサルティング会社などで勤務。その後、東日本大震災をきっかけに政治の世界を志し、国会議員の政策担当秘書として活動。
2015 北杜市に移住。地域おこし協力隊として、行政活動に従事。
2016〜2020 市議会議員。
2020 市長選出馬。
妻と2人の子ども、そして保護犬の4人と1匹家族。
2020年、養育里親の認定取得。