必要なのはトップの覚悟だけ!情報公開・透明性の高い市政に向けた第一歩はこれ!

新市政では、情報公開・透明性を高く運営されることを一つの柱とされています。
とはいえ、具体的な内容はまだ聞こえてきていませんので、これから順次取り組まれる内容が出てくるものと思います。

例えば、12月議会を傍聴しましたが、議案詳細が分からず情報把握に苦労しました。
また全員協議会は公開ではありますが、傍聴は議長次第であり、これまで許可されたことはないはずで、そこで提示された情報を把握することも手間がかかります。
行政、議会ともに市民目線で情報発信がなされてこなかったと言えます

3月議会は来年度予算審議もあり、新市政の姿勢が色濃く表に出る最初の議会と言って良いと思います。
そうでなくても例年3月議会は資料が多いにもかかわらず、市民からは情報がほとんど分からないのが実態です。

そこでまず、情報公開・透明性の高い市政運営の第一歩として、この点から着手されることを期待します。
議会に出している資料を全て市民にも公開する、ということです。市民の代表である議会に提出している資料であり、公開文書です。

ちなみにですが、これは真新しくも先進的なことでもなく、他自治体では当たり前にやっていることです。
(例)箕面市のサイト

議決前に市民が議案内容にアクセスできるようになり、市民からの問い合わせも増える可能性があり、そうした点から反対する方々がいらっしゃることは容易に想像できますが、必要なのはトップの覚悟だけです

就任早々多くの公約が撤回されていますが、情報公開・透明性の高さについては、所信などで繰り返し言われていることとして、ぜひ迅速に行っていただけることを願っています。

■プロフィール■
前北杜市議会議員。
会社員時代はコンサルティング会社などで勤務。その後、東日本大震災をきっかけに政治の世界を志し、国会議員の政策担当秘書として活動。
2015 北杜市に移住。地域おこし協力隊として、行政活動に従事。
2016〜2020 市議会議員。
2020 市長選出馬。
妻と2人の子ども、そして保護犬の4人と1匹家族。
2020年、養育里親の認定取得。