虚偽説明をしてまで保育園閉園を強行するのはなぜ?

本日はしらかば保育園さくら分園の閉園について、その進め方の異常さについて、です。
あまりネガティブなことは書きたくないのですが、北杜市政の実態を知ってもらうためにご容赦ください。
※論点がぼやけるので、閉園すべきか否かは一旦脇におきます。
※保護者さんや関係者からの聞き取りをベースにしています。

何が異常か。
・「閉園」を突如保護者に伝える。保護者は反対を表明(アンケートでも賛成0)。
・説明会での市の姿勢に危機感を覚えた保護者有志が全ての議員に要望を送付。現市政が信頼されていない
・区長、議会(=市民の代表)に、保護者の理解が得られたと市は虚偽を報告
・しかし、保護者からの上記の要望が議員に届き、市の虚偽が発覚
・子どもを10年で2倍にするという公約破棄は明白だが市民に説明していない。そうであれば子どもの数を増やす努力が先ではないのか。
・市は改めて保護者に説明をするとのことだが、説明会では無く個別に説明をして回る方針。
・しかしウソをつかれた保護者としては、個別説明で正確な情報が取りまとめられるとは思えず、説明会を求めている
・多数の議員からも個別説明ではなく、説明会をと意見が出されているが、市は個別説明の方針を変えていない状況
市長は、閉園方針は変わらない、来年度の募集は停止する、と言っているとのこと(保護者談)

これが市長の市民に対する姿勢なのでしょうか。なぜ丁寧に進めないのでしょうか。

昨年の私のミニ集会での出来事が思い出されました。
ある方のFB投稿のスクリーンショットです。


やはり市長も「市民を信じない」という考えなのでしょうか。
違うことを証明していただきたいと切に願っております。

この件は引き続き情報共有してまいります。
現在までの時系列詳細は次の通りです。

(8月6日)
・なんの前触れも無く、さくら分園閉園、と保護者が説明を受ける。
・子どもの数を2倍にするなどの市長公約と逆行するなど、様々な質問が出たが、マニュアル回答で質疑にならずに終了。
・保護者にとっては青天の霹靂であり(6年在籍している方も初耳だったとのこと)、再度の話し合いを求めた。

(8月20日)
・保護者がアンケートを実施した結果、賛成0であることを市に伝えた(反対11、どちらでもよい2)

(8月24日)
・2回目の説明会でも保護者の声に丁寧に答えることは全くせず「ご理解ください」の一辺倒で、わずか30分で会を終えようとした。

(9月上旬)
・危機感を覚えた保護者は、議員全員に要望書を郵送。

(9月上旬)
・市は議会に対して、保護者の理解が得られたので、今年で閉園と説明。区長にも同様に説明した様子。
・上記の保護者からの要望書が各議員に届き、市が虚偽説明したことが発覚。
・議員過半数以上が虚偽説明を問題視し、丁寧に説明するよう求めた。

(9月中旬)
・市は改めて保護者へ説明することになったが、説明会ではなく、個別説明に回る、との方針を示す。
・虚偽報告をされて信頼関係にヒビが入っている中で、個別説明では誰が何を言ったかなど、虚偽なくまとめられるとは信じられない保護者は説明会を要望。
・議員からも全体説明とすべし、と意見が出される。
・しかし市は頑なに個別説明で済まそうとしている。
・市長は閉園方針は変わらない、来年度の募集は停止する、と言っているとのこと(保護者談)

池田やすみち

■プロフィール■
会社員時代はコンサルティング会社などで勤務。その後、東日本大震災をきっかけに政治の世界を志し、国会議員の政策担当秘書として活動。
2015 北杜市に移住。地域おこし協力隊として、行政活動に従事。
2016〜2020 市議会議員。
2020 市長選出馬。
妻と2人の子ども、そして保護犬の4人と1匹家族。
2020年、養育里親の認定取得。