「中学校は2〜4校に統合再編を進める」新行政改革大綱素案にて新たな公約破棄の意向が明らかに。

タイトルの通りですが、また大きな公約の一つを破棄されるご意向のようです。この1年で何個目でしょうか…

そしてなぜこうも公約の破棄が続いてしまうのか。こうした情報には暗澹とした気持ちとなる方が大勢いらっしゃると思います。しかし市民が事実を知ること、広く話題としていくことなくして軌道修正への道はありません。

まず公約ではどのように言われていたのかを振り返ります。
公開討論会でのご発言です。それぞれ(1)(2)(3)をクリックすると該当箇所をご視聴頂けます。

(1)→ 私は10年で子どもの数を2倍にするという目標を掲げています。学校の統合は当面考えていません。子どもに多様な教育を提供してまいります。

(2)→ 子どもたちの多様な教育環境を提供するために少人数学級を進めてまいります。

(3)→ 守りたいもの…政治への信頼であります。政治家が嘘を言ったり、筋を違えたりして、政治の信頼を失っては行けないと思っています…そのために私は約束したことを石にかじりついてでも実現していく、実行していく覚悟であります。政治の信頼をしっかりと守っていたいと思っております。

明確な公約違反、公約破棄と言わずして、何と言えばいいでしょうか…

「まだ素案です」とか「まだ決定ではありません」といったような説明がもしあるとしたら、それはさらに不誠実極まりないわけで、このような重大な内容を明確な意思なく記載することは普通ではありえません。選挙時の重要テーマでもありましたし、さらに付け加えれば、小中学校適正規模等審議会では真逆の議論がされている最中にも関わらず、です。

12月定例議会がはじまりました。さくら分園閉園問題(閉園までの3年間、なぜか新規募集をしない問題)がどうなるのかも要注目です。
たくさんのポジティブな情報発信ができる、そんな市政となるよう微力ではありますが、引き続き市民目線での活動・情報発信を続けてまいります。

なお私の学校統合問題に対するスタンスは過去のブログをご参照いただけますと幸いでございます。

池田やすみち
プロフィール
会社員時代はコンサルティング会社などで勤務。その後、東日本大震災をきっかけに政治の世界を志し、国会議員の政策担当秘書として活動。
2015 北杜市に移住。地域おこし協力隊として、行政活動に従事。
2016〜2020 市議会議員。
2020 市長選出馬。
妻と2人の子ども、そして保護犬の4人と1匹家族。
2020年、養育里親の認定取得。