これが自治体のレベルの差!? 動きの早い神戸市。太陽光条例制定へ。

7月下旬の西日本豪雨により、地上設置型太陽光発電設備の事故のニュースがいくつかありましたが、

太陽光発電所12カ所が被災 豪雨影響、1府4県で感電の恐れ(7月27日 神戸新聞)

こういった事故を受けて、神戸市では早速

「(仮称)神戸市太陽光発電施設等の適正な設置及び維持管理に関する条例」の制定を目指します

と発表し、多くのメディアで取り上げられています。

日経新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34515010T20C18A8LKA000/

産経新聞:http://www.sankei.com/west/news/180822/wst1808220092-n1.html

行政がしっかりしていると、このように素早い動きがなされる典型例ですね。

おそらく議会も機能しているのだろうと想像します。

日照時間が長い北杜市は、地上設置型太陽光発電設備の課題では、おそらく日本の先進地だったはずです。

何年にも渡り、課題認識をもつ議員が市の姿勢を質してきました。

他の自治体に先駆けて、リーダーシップを発揮すべきでしたが、現状はどうでしょうか。

次回の「北杜市太陽光等再生可能エネルギー発電設備設置に関する検討委員会」は8月31日。詳細はこちらです。

神戸市では、先月の豪雨の後1カ月で骨子が決まり、秋のパブコメ予定と、なんとも素早い動きです。

設置禁止区域の指定も含まれているようで、市民委員の皆さんが主張されているような条例になりそうな気がします。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。