絆創膏対応はダメ。市の体質改善を。新たな増富の湯指定管理者の指定について「反対」しました。

本日平成31年第1回臨時会が開催されました。

会期は本日のみです。

全ての議案が大切ですが、今回メインと言えるのは増富の湯の指定管理者の指定についてでした。

4月より営業をストップしているわけですが、GWに間に合わせるために臨時会が開催されたわけです。

これまでの背景(関連ブログ)はこちらです。

2018年12月22日

異常な議事進行に抗議する私に退席を命じた議長の不信任が可決。しかし市民のことを守れませんでした…

2018年12月23日

渡辺市長率いる市の異様さをもう一つの視点から。この合理性の無さは何か圧力でもあるのか?

2019年3月22日

平成31年第1回定例会が閉会。予算への反対討論内容をご報告します。

2019年3月27日

渡辺市長は大丈夫?増富の湯外2施設の指定管理候補者撤回理由が到底受け入れられない理由はこちら。

判断に迷う議案でした。

新しい指定管理候補者に賛成するか否か。

そもそもその前の候補者(約20年間施設を守ってきてくれた事業者)を渡辺英子市長が取り下げた経緯に疑義があります。

事実に基づかない判断といえ、それが正されておらず、疑念が払拭されていない状況が続いています。

市が指摘する”自主事業”について、知らなかったと言っていますが、市職員が深く関わっています。

なぜそれを今になって“急に”問題とするのか。

ハシゴの外しっぷりが異様です

いま市長がやるべきはことは、混乱させたことに対する市民と前指定管理者への謝罪ではないでしょうか。

新しい候補者は混乱には無関係ですし、楽しみにきてくださるお客さまも今回の混乱には無関係です。

従業員の皆さんも同様です。

当議案に賛成することで、当面のお客さまへのご期待に応えることはできますが、果たしてそれが市長や議会が今やるべきことの本質なのか。

体質改善をせずに、絆創膏対応をする議案ですから、答えがNOであることは明らかでしょう。

長い目で見て市民のためにならない進め方であり、議会からも明確な抗議の姿勢を示す必要があると考え、「反対」しました。

反対した議員は、

同じ会派の栗谷真吾議員

ともにあゆむ会の野中議員、岡野議員

の4名でした(議場では最前列なので見渡せてません。正確には議事録でご確認ください。)。

明日は2つの増富地域関連裁判の公判が行われますので傍聴に伺う予定です。

池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)

■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。