中学校統合の議論は白紙へ?
池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)です。
本日(11月24日)、教育委員会の11月定例会がありましたので傍聴してきました。
本日の議案は以下の5点でした。
(1)中学校統合計画案について
(2)後援許可について
(3)甲陵高等学校管理職選考の審査結果について
(4)区域外就学及び指定校変更に係る協議について
(5)平成29年度甲陵中学校区外出願許可について
((3)〜(5)については非公開となり途中退席となりました。)
8月より政治活動を開始してから、多くの方からご意見を頂いていた中学校統合の件ですが、進めることは難しい、といったニュアンスでの結論になるようです。私自身、統合することの合理的な理由は無い!とまでは言えないものの、多くないと考えますので、統合には反対の立場で活動をしてきました。一安心しましたので、取り急ぎご報告いたします。
後述しますが、これまでの議事録は議論の内容や方向性等は書かれていません。細かい文言やニュアンスの議論もされていたので、今回の議事録でも“継続審議”と記載されるような気がします…
一方で驚いたことがありました。
教育委員会の会議資料が傍聴者には配布されませんでした。
百歩譲って、資料が無くても議論の内容が分かるのであれば良いのですが本日はそのような議論ではありませんでした。
後で議事録を見ると内容が分かるのであればまだ救われるのですが、現在教育委員会が公開している議事録は下記リンクの通りです。
部分的に公開できない(例えば議案3〜5など)のであれば、その部分だけ別にすれば良いだけです。
ということなので、上記会議の内容は私の理解したところなので、詳細は若干異なる可能性がありますこと、ご理解頂けますと幸いです。
現在の運用では、傍聴に行っても内容が分からないし、議事録を見ても内容が分からないので、情報が公開されている状態からは程遠いと言わざるをえません。
会議が非公開となった後、教育委員会に立ち寄り、資料が配布されない根拠となる条例等について質問を投げましたので、また追ってご報告いたします。情報公開の観点からは意味を成しているとは言い難い議事録についても確認してまいります。