ちょっと曖昧な北杜市小中学校通学補助のルールのお話(1)

こんばんは。池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)です。

本日は、北杜市の小中学校の通学補助についてご紹介します。

次のことについて情報共有しようと思いますが、長文になるので本日は(1)を。

(1)通学補助の考え方について、必要なご家庭にはすでに情報を伝えているそうですが、うちは対象なものの漏れていたため、念のためこちらでも情報を共有。

(2)昨年度すったもんだがあったのですが、各学校へ顛末を伝える文書が不適切な内容であったため、回収して訂正したものを再配布するそうですが、大事なポイントが含まれるので情報を共有。

(3)明野だけ個別ルールがあり、確認したところ、規程などにないルール(どこにも明文化されていない)とのこと。対応を検討されていまして、結果はまだ出てないようですが取り急ぎ情報を共有。

北杜市では小中学校児童生徒通学補助金交付規程が定められています。

細かい内容はリンク先にてご確認頂きたいのですが、ポイントを書くと、

・通学距離が4km以上ある場合、スクールバスを利用できる

・スクールバスの経路となっていない場合(そもそもスクールバスが走ってないなど)、交通機関のフリーパス券または定期券を出す。

・交通機関が無い地域の場合は、当該地域にバスが運行された場合を想定した定期券の額を交付する

というとても納得感のある合理的な内容です。

ただし、“交通機関が無い地域”の定義が曖昧と思っています。

うちのケースを例にしますと、

・学校までの距離が9.5kmあるため、スクールバスの対象となる

・しかし武川にはスクールバスがないため、交通機関を使うためのフリーパス券(定期券)が交付される

・しかし最寄りのバス停までですら5kmあるため、交通機関の無い地域に該当する(←ここが議論となったわけですが詳細は(2)にて)

・したがってフリーパス券(定期券)ではなく同額の補助金の交付

を受けることができます。

最初に書いた通り、すでに該当するご家庭には通知済み、とのことですが、うちのように漏れている可能性もあります。

気になるご家庭は確認されてみてはいかがでしょうか。

※通学距離を計算するためには高度が必要になりますが、こちらのサイトが参考になります。

実は昨年申請した時、かなりのすったもんだがありました。

その内容が各学校へ配布されているのですが、都合の良い情報だけが抜き出されて書かれていました…

こんなことが他でもあるならば、いたる所で市民と行政との信頼関係にヒビを入れていることになります。

それについては(2)で書きたいと思います。