おかしな軌道は修正の方向へ。議員や会派の報告書等は改めて図書館にて掲示されそうです。
ご報告が遅れましたが、先週図書館協議会が開催されました。
“北杜市図書館館内掲示物取扱い基準の改正について”の議論です。
背景については以前のブログの通りです。
今回、委員の皆さまからいくつも意思が示されたと理解していますが、私判断でピックアップします。
・“市民”からの不適当との指摘は当たらない(協議会の前に参考資料として撤去された資料が配布されていたようです)。
・これまでの議論は一体なんだったのか(協議会の位置づけを指して)。
・適当ではない指摘を受けて、すぐに掲示を取り止めるとは…。今回ハッキリと問題なし、とすれば今後は大丈夫。
・基準は早急に決定すべき。次々と報告は配布されている。
(正確なところは議事録となります)
教育部長によると、基準の改定により、今回のようなケースは今後発生しない想定(撤去するようなことにはならない)、といった説明ではありました。
しかし「北杜市図書館館内掲示物取扱基準(案)」の文面では、様々な解釈がされうるので、当協議会の議事録がポイントとなりそうです。
今後の日程としては、
・8/24教育委員会へ報告(市HPにはアナウンスないですが…)
・8/28全員協議会への報告
・9月から受け入れ再スタート
と言った流れを想定しているようでした。
議論の経過から教育委員会はさほど心配なさそうですが、全員協議会はどうでしょうか。ご報告できる内容について、しっかり後日共有いたします。
今回傍聴し、委員の皆さまの姿勢には頭が下がりました。
とても的確と感じるご指摘をバンバンされていました。
お恥ずかしいですが、市議会よりも断然レベルが上でした。
一方で、議会では多数を取れていませんが、間違いなく大多数の市民のご意見・感覚を代弁できている、と改めて確信でき勇気付けられました。
最後に。
なかなか組織カルチャーは治りませんね、というお話です。
図書館に関するある決定について、市民の方が「市長への手紙」を書いたそうです。
決定に対する意見が様々あることは良いことだと思いますが、
問題は当協議会へは決定後、事後報告だったにもかかわらず、「相談した」と返答していたとのこと。
これでは市民にウソの返答をした、と言われても致し方ありません。大問題です。
委員の皆さま、怒りを通りこして呆れ返っているように見えました。
こういったカルチャーを変えるのも市長の仕事です。
引き続き注視してまいります。
池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)
■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。