契約することなく無断でガスを使ったら窃盗にならないのか?議員からの驚き証言。
資格審査特別委員会についてのご報告が遅れに遅れました。
11月5日に第4回が、
11月14日に第5回が開かれました。
大量に資料を求められたため、次回日程はまだアナウンスされていません。
市民の皆様とこの話題になると言われることは、
「まだやってるの?」
「もう明らかでしょう」
に集約されます。それが当たり前の市民感覚だろうと思います。
これが市民感覚とすれば、委員会での質疑はその感覚とはかけ離れていると感じます。
“居住実態についてではなく、その審査を要求した議員への嫌がらせのような質問は止めさせられないのか?”
と傍聴に来られた方々から言われます。
マスコミも似たような捉え方のようです。
動画配信がされ、議事録では伝わらない雰囲気などの様子がガラス張りになれば、このようなことは無くなるのでしょうけども。議会改革!
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私からは藤原議員が答弁書で書かれた”北杜市に住んでいる証明”の一つ一つについて質問し、それらが証明にならないことをご本人にご理解頂きました。まあ分かりきったことですがしばしお付き合いを。
提出された答弁書はこちら:https://ameblo.jp/ikeda–blog/entry-12415297449.html
北杜市に住んでいる人しか答弁書に書かれた次のことはできないのか
・水道の利用 → 別荘の方も利用できます
・公共料金の支払い → 別荘の方も払えます
・納税(固定資産税など) → 別荘の方も納税できます
・地域活動への参加 → 実際に市外に住んでいる増富出身の方が地域活動に参加してます
住民基本台帳に載っていても他自治体に住んでいるケースはないのか? → 大学生などに見られるケース
ということで答弁書に書かれた内容では「住んでいる」ことの証明にはならないことをご本人にも理解して頂きました。
そこで「住んでいる」ことを客観的に示すはずの公共料金・使用量の証明を改めて求めており、提示を待っているところです。
そのやり取りの中で、ガスについては新たな事実が明らかになり、驚かされ、改めて注目しています。
すでに十分違和感のあったガスの利用状況ですが、
【以前のブログ】1年半でガス使用量11㎥とは一体どのような生活なのか(うちは直近1ヶ月だけで約25㎥)
なんと住民票を移してから約2年の間、契約を結んでいなかったそうです。
使うときは無断でガスの元栓を開け閉めしていた、というのです。
ネットで検索すると、無断使用は窃盗で逮捕されているケースもあるようですが、JA梨北(LPガス供給者)とはどのような合意がなされたのか、次の委員会では文書で説明してもらうことになっています。
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今後予想される展開ですが、居住実態はなく「資格無し」となるには、議会の2/3の賛成が必要です。過半数ではありません。
しかし現在の構成は、いわゆる市長与党12、是々非々10、です(池田調べ。案件にもよる)。
藤原議員は市長与党サイド、さらに県議選に出馬すると報道されている方も同様です。
万が一2人も抜けるようなことになると、10対10となります。
そういった背景があってかなくてか、過半数の賛同すら得ることが厳しい状況です。
ではなぜ諦めないのか。
もし採決で私の考えと異なる結果となったとしても、市民の皆様には、各議員がどう行動したか(賛成or反対)をしっかり見て頂き、2年後の選挙で投票先を決める際の参考にして頂きたいのです。
もしご自身が投票した議員の採決行動が「おかしい怒」とお感じになったら、次の選挙では別の方に投票をして頂きたいのです。
その1票が北杜市行政・議会を市民感覚に近い方へと変えていく力になります。
諦めたら何も変わりません。
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以下は2度目の資格審査特別委員会のこれまでの流れです。
第1回資格審査特別委員会(9月27日)
特別委員会の委員、正副委員長を決めただけ。事前に全員協議会で非公開で議論している。
第2回資格審査特別委員会(10月24日)
要求議員である岡野議員から、要求内容の説明。質疑なし。
第3回資格審査特別委員会(10月29日)
被要求議員である藤原尚議員から、答弁書の説明。質疑なし。
第4回資格審査特別委員会(11月5日)
要求議員への質問。
第5回資格審査特別委員会(11月14日)
引き続き要求議員への質問。
その後ようやく被要求議員である藤原尚議員への質問。
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2度目の資格審査関連のブログリンクです。
(委員会立ち上げまでの攻防)
- “水道ゼロに「畑でトイレ」” に怒涛の3401筆の署名。そして署名を直接受け取らない正副議長…。
- 除斥に法的根拠なし。居住実態の調査を求めた議員も特別委員会に入るべき。
- ダブルスタンダードを許した北杜市議会。資格審査特別委員会の設置を巡る攻防が残念な結果に。
(委員会の様子)
池田やすみち(山梨県北杜市議会議員)
■プロフィール■
池田恭務(いけだやすみち)
1973年5月1日生まれ(46歳)
1997年国際基督教大学(ICU)教養学部社会科学科卒
外資系コンサルティング会社等民間企業を経て、
渡辺喜美みんなの党代表秘書(公設政策秘書)。
2016年11月より山梨県北杜市議会議員。
会派無所属の会代表、経済環境常任委員会前副委員長、広報編集委員会副委員長。