子どもの数を10年で2倍の基準年はいつ?1期目の目標数値は?小中学校統廃合は?

昨日に続き、市長市政方針表明の内容から、”子どもの数を10年で2倍”について記しておきたいと思います。

基準とする年はいつなのか?

2020年の子どもの数から2030年には2倍に増やす、というのが各種資料などを見ての市民の一般的な受け止めだと思います。しかし選挙前の某集会では、10年後(2030年)に想定されている数から2倍、と説明があったとか。
基準とする年はいつかによって、数字は全く異なってきます。

ぜひ基準年と10年後の数値について明確にして頂くよう、情報発信をお願いしたいと思います。
そして10年でということですが、これから4年間で目指す数字、8年で目指す数字、3期目の2年で目指す数字も合わせてお願いいたします。

北杜市の教育をどうしていくのか?

合わせて小中学校適正規模等審議会の議論をどうするのか、も明確にして頂きたいです。
ここでは学校の統廃合の議論がされていますが、これまではゼロベースといいながら、実際は統合ありきで教育委員会は議論を進めようとしてきました。委員さんたちから異論が出て、そもそも北杜市はどのような教育を目指すのか、という当たり前の議論をされようとしていると理解しています。→議事録などはこちら

新市長は選挙前のある集会で、“議論を凍結する”と発言されたとか。
議員からもおそらく質問が出てくるでしょうが、改めて公式な場でどうしていくのか表明を期待します。

そのほかの点についての所感も、順次明日以降記してまいります。

市民サービスへの努力目標として、一般質問などは日程だけでなく、質問者や質問内容の大項目をなるべく事前に市のホームページでアップしていきましょうという事に決まりました(高見沢議員のFBより)

https://www.facebook.com/nobumitsu.takamizawa/posts/2847722778773598

改選前には難しかったのですが、選挙直後で探り合いをしている今だからか、力学が変わったからか、いずれにしても一歩進みましたね。素晴らしいです。
12月定例会が楽しみです。
全員協議会も傍聴できるようにして欲しいですが、新議長はどうお考えかな。今度伺ってみよう。

■プロフィール■
前北杜市議会議員。
会社員時代はコンサルティング会社などで勤務。その後、東日本大震災をきっかけに政治の世界を志し、国会議員の政策担当秘書として活動。
2015 北杜市に移住。地域おこし協力隊として、行政活動に従事。
2016〜2020 市議会議員。
2020 市長選出馬。
妻と2人の子ども、そして保護犬の4人と1匹家族。
2020年、養育里親の認定取得。